Zortrax M200 3Dプリンター × PolyLite PC フィラメント|ユーザーレビュー投稿(制作物:いろいろ)

Zortrax M200 3Dプリンター』と『Creality CR-6 SE 3Dプリンター』をご使用中で、PolyLite PC / 1.75mmをご購入いただいたお客様のフィラメントレビューをご紹介いたします。


制作物:

PolyLite™ PCで色々作ってみました。インフィルが透けて見える所がオモシロイです。

投稿者:

sanli3d Nakajima様

制作物について①:

Creality CR-6 SE 用のノズルファンダクトです。初期ロット(キックスターター)だったため、色々問題があり、あちこち改造しています。ノズルつまり(crog)対策にファンダクトを作り直しました。効果があったようです。(ベアリング入りのフィラメントホルダーとセットで)フィラメントの供給不足(under extrusion)が解消しました。高さが12mmしかないデータなのでzortraxM200で普通に製作できました。

このフィラメントを使用した感想①:

高さが12mmしかないのでzortraxM200で普通に製作できました。透明感を生かしてLEDの光が透過する感じにしました。この写真ではわかりにくいですが、ファンから出てきた空気を2分割している構造が透けて見えます。ここでサポート除去地獄に遭遇。PolyMax™ PCならもう少し楽なのにな~とぼやきながら1時間ほどかけてきっちり除去しました。
※100x100mm以内で高さ30mmまでのデータはビルドプレートの熱気で守られている感じです。

制作物について②:

軽トラ(ダイハツハイゼット)用メガネ、マスク立て。ドリンクホルダーをメガネ立てに改造するついでに、生活必需品のマスク置き場を作りました。透明感があって好い感じです。これから毎日使っていますがPolyMax™ PCと同様の耐久性を期待しています。夏場、屋外駐車場に放置していると車内温度が70℃を超えますが、ポリカは安心です。(ここまではスライサーソフトがZz-Suite)で条件を変えながら普通に使っていました。

このフィラメントを使用した感想②:

背が高い(174mm)データ。層間剝離が発生して色々失敗しました。zortraxM200を保温箱(30℃以上)に入れて出力(こたつヒーターはOFF、ビルドプレートの熱を逃がさない作戦)。透明というよりもポリプロのタッパーみたいな色目ですね。造形領域の温度が30~35℃でしたがもう少し温度を上げたい感じでした。

制作物について③:

Creality CR-6 SE (Ultimaker Cura 4.11.0)Thingiversでサポートが少ないデータを見つけてきました。深海魚のようにCuraのインフィルが透けて見えます。これは面白い!。透けて見える模様を生かすデザインを検討開始しました。

このフィラメントを使用した感想③:

Creality CR-6 SE (Ultimaker Cura 4.11.0)インフィル30%。zortraxの時は気づかなかったのですが、深海魚のようにCuraのインフィルが透けて見えます。やたら硬くてリールから脱線して首吊りになったりサポートと一緒に造形物もバラバラになるやっかいなフィラメントです。(難易度最高ですが)使いこなしたらオモシロイ存在になります。

このフィラメントを使用した印象:

ポリカなので他社フィラメントを使った事はありません。PolyMax PCと比較すると硬い!の一言。クルマのハンドルにバチンと取り付けるリモコンホルダーを後でテスト予定ですが割れてしまうような気がしています。
サポート除去に難があるのでデータを選ぶ必要があります。形状によっては層間剝離が発生しやすいので大物の時はコタツヒーターを使って40℃以上に温度管理をします。(弱で室温+20℃、中で室温+25℃➡40℃以上になりました) 室温が10℃を切るようになったら「強?」

満足度は(5点満点で)

4.0


『PolyLite PLA』(ホワイト) 使用フィラメント:
Polymaker製フィラメント
『PolyLite PC』クリア(透明)
Zortrax M200 3Dプリンター 使用3Dプリンター:
Zortrax M200 3Dプリンター
Creality CR-6 SE 3Dプリンター 使用3Dプリンター:
Creality CR-6 SE 3Dプリンター

※これらの情報は、本商品をご購入いただいたお客様のご意見であり、動作を保証するものではございません。
動作確認をご希望される方は、まずサンプルをご購入の上、ご自身の3Dプリンターでお試しください。


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